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ApaRevo 活用コラム
ApaRevoと自社ECシステムとのデータ連携
自社ECサイトと「ApaRevo」(販売管理システム)とのシステム連携の事例をご紹介します。以前にご紹介したシステムですが、継続的に機能強化を行って少しずつ進化を遂げています。
ApaRevoと自社ECシステムとのデータ連携
株式会社大塚商会
首都圏ソリューショングループ
アパレル/ライフデザインSPソリューション課
徳原 美恵
自社ECサイトと「ApaRevo」(販売管理システム)とのシステム連携の事例をご紹介します。
以前にご紹介したシステムですが、継続的に機能強化を行って少しずつ進化を遂げています。
まず、お客様の自社ECサイトについて簡単にご説明します。
ECはオープンソース「EC-CUBE」をベースに構築したシステムです。こちらは一つのシステムで日本と海外のサイトを運用しています。
当初はWebで販売する商品は10~20点といった小規模なものだったため、システム連携はせずECは独自で管理していました。売り上げが伸びると共に取扱商品も徐々に増えていき、運用管理が煩雑になったことから、ご担当者の業務負荷を軽減するために「ApaRevo」とのシステム連携を実現したのが前回のお話です。
「現システム」における販売管理←→ECの在庫連携 システムイメージ
図中「*1」はWeb用に確保した在庫を公開前に連携することを示しています。
今回は、Web用に確保した在庫だけではなく実店舗側が持つ在庫をEC側にリアルタイムに連携することで、販売機会の創出と在庫効率の向上を目的とした戦略的な機能強化を行っています。
「新システム」における販売管理←→ECの在庫連携 システムイメージ
ECサイトでは、Web専用在庫を優先します(図中:「1」)。Web在庫が無い場合、実店舗の在庫をリアルタイムに参照して購入することができるように連携を行います(図中:「2」)。
[SE]2018年10月30日